雑草の種類:カタバミ、マツバウンラン、ホトケノザ
2015/08/15カタバミ
「片喰」。地下に球根を持ち、さらに根を張るので、引き抜きにくい。また横に広がる匍匐茎をのばしてどんどん広がる。クローバー(白詰草:マメ科)に良く似ているが違う種類。生命力が強い。
成熟すると、少しの刺激で赤い種子を勢いよく弾き出し繁殖する。駆除の難しい雑草の一つ。茎をしがむとすっぱいのは含まれるシュウ酸塩のため。
その繁殖力の強さから、家系が絶えない願いをこめて、昔から家紋の柄に使われてきている。
マツバウンラン
「松葉海蘭」。ウンラン(海蘭)の仲間で松葉の様に葉や全体が細いことから由来して命名。雑草と言うには申し訳ないくらい、可憐な紫色の花を咲かせる。北アメリカ原産の帰化植物。
日本では本州、四国及び九州に帰化。日当りの良い場所に生える。
ホトケノザ
「仏の座」。春の七草で有名だが、それは実は「コオニタビラコというキク科の草 標準和名:コオニタビラコ(小鬼田平子)通名でホトケノザ」、本当のホトケノザは食用では無い。
北海道を除く本州、四国、九州、沖縄に自生する。世界中の温帯から暖帯に広く分布。