空き家について Q&A

今までにお問い合わせいただいた、空き家につてのQ&Aです。

Q:空き家を解体して更地にすると税金が上がるのは、本当ですか?

A:はい、その通りです。

空き家は、土地に住宅が建っています。そのため、固定資産税などの税金が安くなる「住宅用地特例」という減税制度が適用されています。

住宅用の建物を解体すると住宅以外の用途に利用することもできるため、「住宅用地特例」は適用されなくなります。そのため、固定資産税では最大6倍、都市計画税では最大3倍になります。

住宅用の建物が建っていても、空き家の管理状況が悪く、特定空家に指定され、さらに勧告されてしまうと、空き家を解体しなくても「住宅用地特例」が適用されなくなります。そのため上記と同様に税金が上がることになるため注意が必要です。

Q:空き家を解体して更地にしたら、すぐに税金が上がりますか?

A:固定資産税の基準日は1月1日です。
よって、1月2日から12月31日までの間に解体された空き家については、翌年の1月1日から、「住宅用地特例(住宅が建っている土地の固定資産税・都市計画税が減額される制度)」の適用がされなくなり、固定資産税と都市計画税が上がります。