空き家に関する補助金:東海・愛知県・大府市
2022/12/26大府市の空き家に関する補助金制度
大府市老朽空家除却費補助
大府市では、空家等対策を推進するため、老朽化等により著しい保安上の危険を及ぼしている空家等の除却に要する工事費の一部を補助しています。
※ すべての空き家が対象になるわけではありません。
補助対象事業
市内にある空家のうち、空家等対策の推進に関する特別措置法（以下、「法」という。）及び大府市空家等対策の推進に関する条例（以下、「条例」という。）に規定する「特定空家等」として市が判断した建築物等もしくは、住宅であって周辺に著しい保安上の危険を及ぼしているもの（住宅地区改良法に規定する「不良住宅」）を除却し、更地にする工事。
- 補助金の交付決定前に着手した工事は対象外となります。
- 補助金の交付決定があった日の属する年度の2月末日までに、工事が完了し、書類提出等のすべての手続きが完了する必要があります。
- その他、要綱に記載すること。
補助対象者
補助対象の空家を所有する者で、以下の用件を満たす者であること。
- 所有者（全員）の同意を得て補助事業を行う者であること。
- 本市の市税を滞納していないこと。
- その他、要綱に記載する要件を満たす者であること。
補助額
除却に要する経費（工事費）に5分の4を乗じた額もしくは20万円（限度額）のいずれか少ない額。
※次の場合は、限度額に増額し、いずれか少ない額とする。
- 補助対象となる空き家が市街化区域にある場合（+10万円）
- 市内業者に依頼し、補助対象事業を行う場合（+10万円）
詳しくは、大府市役所 都市整備部 都市政策課 にお問い合わせください。
大府市の空き家に関する制度
大府市空家バンクについて
空家や空地などを、まちづくりやコミュニティ活動を進めるうえでの地域資源と捉え、空家等の利活用を促進ため、今年5月に公益社団法人愛知県宅地建物取引業協会（以下宅建協会という）と連携し、インターネットなどを活用した空家等所有者と利活用希望者をつなぐ取組である空家バンク制度を始めました。
1.大府市空家バンクとは?
空家バンクとは、賃貸・売却を希望する空家の情報を、空家を使いたい人に紹介する仕組みです。
大府市空き家バンクは、宅建協会が運営を行っています。
※ 大府市は、空家バンクに関する個別案件の交渉・契約については直接関与いたしません。
2.どのように取引される?
- 空家等所有者から市（または宅建協会）へ空家等について相談・申込み。
- 市から宅建協会の空き家総合相談窓口を紹介。
- 宅建協会にて現地調査等を行い、所有者の意向により登録。
- 利活用希望者が空家バンクを見て、希望する物件を探す。
- 空家等所有者と利活用希望者を宅建協会が仲介し契約。
以上の流れによって、ウェブサイトに物件を掲載するだけでなく、宅建業者が専門家の知識を活かし、空家を必要としている人を探すことで、より多くの利活用につなげることができます。
3.空家バンクには、空家のどんな情報が載る?
大府市空家バンクでは、登録された空家の写真・間取り図・住所・価格・建物の建築年・構造・階数・面積・設備情報・交通情報・地図情報などが記載されます。
その他にも、市の情報が掲載されます。
詳しくは、大府市役所 都市整備部 都市政策課 にお問い合わせください。
出典：大府市ホームページより
