820万戸の空き家をどこまで減らすのか？
2016/02/05日本の空き家数は８２０万戸。空き家を減らす政策が国を始め地方自治体でも出されています。はたしてどこまで減らすことができるのでしょうか。
逆に、極論を言えば、820万戸が全てリフォームされて中古住宅や賃貸物件として供給されれば、住宅供給が過剰となり、住宅価格が暴落したり、賃貸料金も暴落したりするでしょう。
現実的にはあり得ないことです。しかし、どこにそのバランスを保てるところがあるのかを見極めないと大変な事になります。
現在は、空き家の数が多すぎる、危険老朽空き家もある、その予備軍もある。また、今後、空き家の数も増加していく。東京都はその総数の減少を数値化して目標を立てています。正しい方法だと思います。
予算をつけて、空き家対策をするのではなく、空き家数の目標を立て、その目標達成のための政策（活用のための補助金制度など）を立案し実行するべきだと考えます。
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