空き家に関する補助金:東北・福島県
2021/11/15福島県の空き家に関する補助金制度
「住んでふくしま」空き家対策総合支援事業
1 事業概要・目的
県は、被災者・避難者の住宅再建や定住・交流人口拡大の促進、新婚・子育て世帯の居住水準の向上、安心して空き家の取引が行うことのできる環境の整備、市町村の地域・まちづくり等に対応しながら、空き家対策を総合的かつ効果的に実施するため、空き家を有効に活用し、居住又は生活の拠点としようとする者に対し、補助金を交付します。
2 補助の対象となる空き家
(1)登録住宅 : 空き家バンクに3ヶ月以上登録されている建物
(2)空家住宅 : 3か月以上居住等で使用されていない建物
※空き家バンク:空き家情報を登録提供する仕組み(媒体)
3 補助の内容
補助の概要は下表 のとおりです。
事項 | 改修等 | 除却 | 状況調査 |
---|---|---|---|
補助対象者 | (1)被災者・避難者 (2)移住者 (3)二地域居住者 (4)子育て世帯 (5)新婚世帯 (6)既居住者(上記(1)、(2)、(4)又は(5)の者) |
(1)被災者・避難者 (2)移住者 (3)子育て世帯 (4)新婚世帯 |
(1)所有者 (2)購入者等 |
補助対象経費 | (1)空き家の改修費用 (2)空き家の清掃費用 |
(1)空き家の解体費用 (2)残置物処分等の費用 (3)附属建築物の解体及び庭木の剪定・除草等の費用 |
状況調査及び修繕計画の作成に要する費用 |
補助基礎額 | (1)改修:補助対象経費の2分の1以内 かつ 最大150万円
(二地域居住者は、最大80万円) (2)清掃:補助対象経費の10分の10以内 かつ 最大30万円 ※:既居住者は、清掃及び補助加算の対象外 |
補助対象経費の 2 分の 1 以内 かつ 最大 80万円 | 補助対象経費の 2 分の 1 以内 かつ 最大 3.75万円
|
補助加算額 | (1)空き家バンク加算:20万円/件 登録住宅で改修等を行う場合に加算 (2)ゆとり面積加算 :10万円/人(最大5人/件) 改修後の住宅の用に供する部分の床面積が「誘導居住面積水準」を満たす場合に加算 |
詳しくは、福島県庁 建築住宅課 にお問い合わせください。
福島県の空き家に関する制度
空き家バンク情報
空き家バンクとは?
「空き家バンク」は、各自治体が、空き家を手放したいと考えている所有者から提供された情報を集約し、空き家を利活用したいと考えている方に紹介する制度です。
空き家の有効活用を通じて、移住、住み替え、UIターンによる移住・定住を促進し、地域の活性化を図ることを目的としている取組です。
福島県内の空き家バンク
各市町村は、それぞれ独自に空き家バンク制度を整備しています。
「市町村から空き家の紹介を受ける場合」や「市町村に空き家情報を提供する場合」は、各市町村が定めたルールに沿って手続が必要ですので、まずは、各市町村にお問い合わせください。
福島県内で空き家バンク制度を設けている市町村は次のとおりです(全ての市町村に制度があるわけではありませんのでご注意ください)。
詳しくは、福島県庁 地域振興課 定住・二地域居住担当 にお問い合わせください。
福島県空き家・古民家相談センター
福島県空き家・古民家相談センターでは、県外からの定住・二地域居住希望者や県内の空き家・古民家所有者等を対象に、空き家等の物件情報や改修方法をはじめ様々な疑問・悩みについて、市町村や建築関係団体などと連携して相談に応じています。
詳しくは、福島県空き家・古民家相談センター にお問い合わせください。
出典:福島県ホームページより