雑草の種類:スズメノヒエ、スズメノテッポウ、カモガヤ

スズメノヒエ

「雀の稗」。中身がよく詰まった感じの、小穂を出す。日本全土に分布する。海外では朝鮮から中国まで分布。スズメノヒエ属は熱帯から暖帯を中心に約200種知られている、日本原産種はそのうち4種類。

茎が分岐して株を形成、横方向に勢力を拡大する駆除困難な雑草です。大きな株にならないうちに、こまめに除草をする事が肝心です。

スズメノヒエ

スズメノヒエ

スズメノテッポウ

「雀の鉄砲」。花粉症の原因植物、穂に付いた種子の色がオレンジでいかにも花粉症の原因ぽい印象を受ける。よく似た近縁種にセトガヤがあるが、これは種子の色が白い。日本全土に分布する(沖縄除く)。

比較的、根は浅く駆除はしやすい雑草です。成長期前ならば、手で駆除できますが、穂を付けた状態になると、種子が広範囲に広がる恐れもあります。

スズメノテッポウ

スズメノテッポウ

カモガヤ

「鴨茅」、英語名:Cock’s Foot Grassなので、雄鶏茅とするところを鴨に誤訳?したとか。西ヨーロッパ原産で、牧草として明治時代に渡来、その後野生化。イヌムギと同じく外来雑草(帰化植物)。

花粉症の原因植物で、スギ花粉より、ひどい症状を引き起こすこともある。開花の時期が7~8月なので、それより早く除草するのが、健康被害の点ではベスト。日本全土に分布する。

カモガヤ

 

 

« »

空き家みまわり隊トップへ戻る 自分でやろう空き家管理へ