雑草の種類:アメリカセンダングサ、チガヤ、チカラシバ

アメリカセンダングサ

別名「セイタカタウコギ」。葉の形が樹木のセンダンのものに似ていたのが命名の由来。北アメリカ原産の帰化植物。この種(枯れたもの)は、よく毛糸の服にくっつき、取りにくいです。本州から九州の各地に分布。

アメリカセンダングサ

アメリカセンダングサ

チガヤ

「茅萱」。チガヤのチは多数の意、多数の穂を付け群生することからの由来。ススキとは違う、上に伸びた、柔らかそうな白い穂を出す。穂の部分に糖分を含んでいます。

地下茎にはさらに糖分が多く含まれます。地下に、しっかりした匍匐茎がはびこり、駆除が難しい、やっかいな雑草の一つ。

チガヤ

チカラシバ

「力芝」。エノコログサの穂とは対照的な、荒々しい感じの穂。穂の先端がカギ状になっていて、動物の毛皮にひっかかり、種子が移動する。人間の衣類などにも、くっつく。北海道南西部以南のほとんど全土に分布。

名前からして強力です。とにかく、葉も茎も根も、丈夫。簡単には引っこ抜けません。多年生なので一度生えたら、ますます駆除が難しくなります。

チカラシバ

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