空き家情報収集、「バンク」構築 飯田市が計画案策定
2016/02/19中日新聞によりますと、防災や景観保護に支障を来す空き家の状況改善に向け、飯田市が、利用を促進する施策を盛った対策計画案をまとめた。活用が望まれる空き家情報を集めた「空き家バンク」の構築や、改修費用の補助を打ち出した。
■以下記事抜粋
計画案は二〇一六年度から六カ年の指針で、空き家化の予防や、跡地利用策の助言といった状況別の対応を明記。素案をベースに、住民代表と有識者らでつくる審議会の検討内容や、公募意見を反映した。十八日にあった市議会全員協議会で示された。
空き家バンクは、空き家の所有者と利用者の希望をマッチングさせる仕組み。住まいや市民活動の拠点として活用できる物件の見取り図などを、市が新たに開設するホームページにまとめる。
計画案では、空き家バンクの活用を促すため、登録物件の所有者に家財搬出や清掃の費用として最大十万円、同利用者に改修費用として最大三十万円を補助する方策などを設けた。
市によると、空き家情報の収集は全二十地区のまちづくり委員会に依頼する方針。六月末をめどに進め、新年度の早い段階で空き家バンクを整える。
■コメント
空き家の家財搬出や清掃の費用として最大10万円出るのは、所有者側としては非常に嬉しいことですね。空き家の整理が加速されると思います。また利用所への補助金もあり飯田市の素晴らしい取り組み姿勢が表れていると思います。
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