空き家にある仏壇や神棚の処分方法と費用について
2026/06/17空き家にある仏壇や神棚の処分方法と費用について
目次
1.空き家にある仏壇の処分方法と費用について
① まず親族や家族に相談する
② お寺で閉眼供養(魂抜き)をしてもらう
③ 仏壇を運び出して処分する
④ 仏壇処分の費用相場
⑤.位牌がある場合の処分方法と費用
⑥.仏具や遺影の処分方法
神棚の処分方法と費用について
① 神棚を処分する前に家族へ確認する
② 神社でお焚き上げやお祓いをしてもらう
③ 神棚本体を処分する
④ 神棚処分の費用相場
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空き家にある仏壇の処分方法と費用について
空き家を片付けるときに悩みやすいものの一つが仏壇です。仏壇は家具とは違い、ご先祖様をおまつりする大切な場所なので、処分するときには順番やマナーがあります。
① まず親族や家族に相談する
仏壇は家族や親せきにとって大切なものです。そのため、勝手に処分するのではなく、まず家族や親族に相談しましょう。
特に長男や親族の代表者が「仏壇を引き継ぎたい」と考えている場合があります。また、位牌(いはい)や遺影、過去帳などが入っていることも多く、それらは簡単に捨ててはいけません。
相談せずに処分すると、後で親族間のトラブルになることがあります。「思い出の品が入っていた」「先祖を大切にしていない」と感じる人もいます。
まずは家族みんなで話し合い、「誰も引き継がない」「新しい仏壇に移す」などの方針を決めてから処分を進めることが大切です。
② お寺で閉眼供養(魂抜き)をしてもらう
仏壇を処分する前には、一般的に「閉眼供養(へいがんくよう)」や「魂抜き」と呼ばれる法要を行います。
これは「今までおまつりしていた仏様やご先祖様への感謝を伝え、仏壇を普通の物に戻す儀式」です。
菩提寺(ぼだいじ)がある場合は、そのお寺に依頼します。お寺との付き合いがない場合でも、近くのお寺で相談できることがあります。
供養を行わずに処分すると法律上の問題はありませんが、気持ちの面で不安を感じる人が多いため、多くの家庭では供養を行っています。
費用は地域や寺院によって異なりますが、一般的には1万円~5万円程度が目安です。
③ 仏壇を運び出して処分する
供養が終わった仏壇は処分できます。
小型の仏壇であれば自治体の粗大ごみとして出せる場合がありますが、多くの自治体では大きさや宗教用品という理由から回収方法が異なります。事前に市町村へ確認しましょう。
一般的に仏壇は家具と同じ扱いで処分している自治体が多いです。
大型仏壇の場合は、不用品回収業者や遺品整理業者、仏壇店へ依頼するケースが一般的です。
古い仏壇は重く、大きなものでは100kg以上になることもあります。無理に運ぼうとするとケガや家屋の破損につながるため注意が必要です。
専門業者なら搬出から処分まで対応してくれるため、空き家の片付けと一緒に依頼すると効率的です。
④ 仏壇処分の費用相場
仏壇処分にかかる費用は大きさや地域によって変わります。
小型仏壇の場合は5,000円~2万円程度、中型から大型仏壇では2万円~8万円程度が一般的な相場です。
これに閉眼供養の費用が加わるため、合計では2万円~10万円程度になることが多いです。
また、階段作業や遠方への運搬が必要な場合は追加料金が発生することがあります。
⑤.位牌がある場合の処分方法と費用
位牌(いはい)は故人の戒名や名前が書かれた大切なものです。仏壇と同じように、通常はそのまま捨てるのではなく供養を行ってから処分します。
一般的には仏壇の魂抜きと一緒に位牌の供養も行います。供養後はお寺でお焚き上げしてもらったり、寺院で処分してもらったりします。
費用は仏壇供養の中に含まれることもありますが、位牌のみの場合は3,000円~1万円程度が目安です。複数の位牌がある場合でもまとめて供養してもらえることが多いです。
位牌にはご先祖様とのつながりを示す大切な意味があります。空き家整理を急ぐ場合でも、家族や親族と相談してから処分することをおすすめします。
⑥.仏具や遺影の処分方法
仏壇の中には香炉、りん、ろうそく立て、掛け軸、遺影などの仏具があります。これらも整理が必要です。
金属製や陶器製の仏具は供養後に一般廃棄物として処分できる場合が多いです。掛け軸やお札などはお寺でお焚き上げしてもらうことがあります。遺影についても供養後に処分する人が多く見られます。
費用は供養と合わせて数千円程度で済む場合もありますが、量が多い場合は別途費用がかかります。
大切なのは「捨てる」ことよりも「感謝を伝えて整理する」ことです。その気持ちが供養につながります。
空き家の残置物処分と同時に依頼すると、単独で依頼するより費用を抑えられる場合もありますので、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
神棚の処分方法と費用について
神棚も仏壇と同じように、ただの棚ではなく神様をおまつりする大切な場所です。処分するときには感謝の気持ちを持って行いましょう。
① 神棚を処分する前に家族へ確認する
神棚にも家族の思いが込められているため、まず家族や親族へ確認します。
神棚の中には神札(おふだ)やお守りが納められていることがあります。これらは神社からいただいた大切なものです。
家族の中には「新しい家へ移したい」「記念として残したい」と考える人もいます。
処分後にトラブルにならないよう、最初にしっかり話し合っておくことが大切です。
② 神社でお焚き上げやお祓いをしてもらう
神棚を処分するときは、神社で「お祓い」や「お焚き上げ」を依頼することが一般的です。
お焚き上げとは、神様に感謝しながら神札や神棚を浄化する儀式です。
神棚本体を受け入れてくれる神社もあれば、神札のみ受け付ける神社もあります。
事前に電話などで確認しておくと安心です。
長年家を見守ってくれた神様への感謝を伝える意味でも、多くの人がお祓いやお焚き上げを行っています。
③ 神棚本体を処分する
お祓いが終わった神棚は、木製の棚として処分できます。
小型の神棚なら自治体の可燃ごみや粗大ごみとして出せる場合があります。ただし地域によってルールが異なります。
大型の神棚や高い場所に設置されている神棚は、専門業者へ依頼した方が安全です。
空き家では脚立作業が必要になることもあり、転落事故の危険があります。
神棚の撤去から処分まで依頼できる業者も多いため、空き家管理や遺品整理と合わせて依頼するケースが増えています。
④ 神棚処分の費用相場
神棚処分の費用は仏壇より比較的安い傾向があります。
神社でのお焚き上げやお祓いは3,000円~3万円程度が目安です。
神棚本体の撤去や処分費用は5,000円~3万円程度が一般的です。
そのため、合計では1万円~5万円程度で収まることが多いでしょう。
ただし、大型神棚や高所作業が必要な場合、また神社への運搬を業者へ依頼する場合は追加費用が発生します。
空き家の片付け全体と合わせて見積もりを取ることで、費用を抑えながら安全に処分できる場合があります。
空き家管理の立場からの注意点
空き家の売却や解体を予定している場合は、仏壇や神棚の処分を早めに進めることが大切です。仏壇や神棚が残っていると、家族の気持ちの整理がつかず、売却や片付けが進まないことがあります。また、大型の仏壇は搬出経路の確保が必要なため、残置物を処分する前に計画を立てると作業がスムーズになります。空き家の整理では「供養 → 搬出 → 処分」の順番を守ることが大切です。





