なぜ空き家になるのか?空き家になるわけは?
2015/10/18空き家になるということは、住人がいなくなったという事です。いろいろな理由が考えられます。
①転勤族の場合。
国内の転勤ですと、家財道具一式と共に転勤しますので、空き家になっても直ぐに貸すことができます。単身赴任ですと空き家にはならないですね。
海外転勤ですと、いつかは日本に戻る事を考え、最低限の荷物で海外に引っ越すことが考えられますから、空き家になる可能性があります。
②住人が入院または施設に入所した場合。
高齢の方に多いのですが、1人暮らしで入院した場合や施設に入所した場合。ご夫婦とも入所する場合もあります。このような場合は、ご自宅が空き家になります。これは、核家化による弊害と考えられます。
③住む家が複数ある。
空き家になるということは、住人がいなくなったという事です。いろいろな理由が考えられます。住む家が2件以上ある場合、当初は一定期間ごとに住み分けていたのが、最終的に利便性の良い方に、ほぼ定住してしまう。
これは、実際に弊社で管理させていただいている物件にもあります。
④子供の家との2重生活ののちに空き家になる。
1人暮らしの人が、1週間は自分で生活し、1週間は子供の家で生活しているような場合。最初のうちは良いのですが、病気になったりすると子供の家で過ごすことが多くなり、ついには自宅に戻らなくなるケース。
③と似ていますが、考えられます。
⑤相続したまま放置されている。
両親がなくなり、家を相続したものの、家財道具を整理ができず放置されたり、解体するにもお金が要るので、放置されているケース。いわゆる危険老朽空き家もしくは予備軍にあたります。