「空き家」の状態で区分すると?

空き家とは、一定期間以上人が居住していない住居を言います。一定期間がどれだけと定義するのは難しいところがあります。

ただ空き家の概念としては、一般の人と弊社のように空き家物件を管理している側の人では、違いがあります。

空き家も、居住空間としてのレベルの違いがあるからです。

レベルの高い方(良い方)を1とすると

1:建物内に私物は残っておらず、手入れなしで、すぐにでも人が住める状態の物件。
※不動産賃貸に出されている物件は、このレベルにあたります。

2:建物内に私物は残ってはいないが、若干の改修が必要な場合。

※水回りの改修が必要な場合が、結構あります。1週間程度の工事で修理可能な物件をいいます。

3:改修は必用ないが、建物内に私物が残っている場合

※私物の所有者が生存している場合は、処分をすることも難しく、賃貸に出しにくいパターンです。

※私物の所有者がなくなっている場合は、処分費用さえ捻出すれば、「1」の状態になります。

4:建物内に私物が残っていて、改修も必要な場合。

※私物の処分から開始し、処分終了後に改修するかどうかを、判断します。

5:建物内に私物が残っていて、建物も改修するより、取り壊した方が、リスクが少ない場合。

※危険老朽空き家と認定されれば、行政より解体の補助金が出る場合もあります。しかし、所有者の負担がゼロになるわけではありません。

■弊社で「空き家管理」を行っているのが、「3」「4」のパターンがほとんどです。よく「どこどこ地区で一時的な住まいを探しているのですが、空き家ありませんか?」とお問い合わせいただきますが、残念ながら、すぐに住める物件は、ほとんどありません。

空き家イメージ

空き家イメージ

 

 

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