空き家管理のポイント ここをおさえておこう
2015/10/231.外から見えるところは、キレイにする。
不審者が侵入しないよう、空き家である事が判らないようにします。外から見て、雑草がボウボウだと一目で空き家である事が判ってしまいます。外から見える部分だけでもキレイにすると、かなり効果があります。
2.電気、水道メーターのチェック。(通水、通電の場合)
通水の場合は、2ケ月に1回、通水の場また合は、1ケ月に回、検診がありますが、これに加え、弊社が見まわり時には、メーターを確認します。
漏水、漏電していないか、また変な動きが無いかを確認し、おかしければ直ぐにチェックします。早目の対応が、事故を未然に防ぎます。
3.郵便受けを一杯にしない。
郵便受けが一杯ですと空き家である事が判ってしまいます。郵便物は転送またはDMなどは、停止します。それでも、チラシなどは入ってきます。小まめに郵便受けをチェックするか、一杯になっている事が判りにくい郵便受けに変更します。
4.室内を開放するのは、晴天の日にする。
当り前の事です。弊社は、屋内を開放し室内換気をおきなうのは、原則晴天の日です。
5.室内のドアは、すべて開放し、押入れなども開放します。
これは、無人の時でも、少しでも空気を対流させる為です。
6.常夜灯を点ける。(通電の場合)
LEDライトなどで、常夜灯をつけっぱなしにすると、居住感が増し、防犯効果も上がります。電気代も微々たるものです。(基本料金を除く)
7.水道を通水する(水道契約のある場合)
通水の場合は、各蛇口より1分程度水を出し、下水からの臭気の逆流を防いでいる排水トラップを満水にする。また水を出すことで、水道管の腐食防止にもなります。
8.雨戸は開閉する。
2階に雨戸がある場合は、開けておいたり、閉めたりを繰り返す。雨戸が閉まりっぱなしですと空き家と判断されます。2階の雨戸は開いていても、さほど防犯には影響がありません。それよりも、定期的に雨戸が開いたり閉まっていたりすることにより居住感がアップして、防犯効果も上がります。
9.雨漏りの確認。
天井や壁に雨漏りの跡が無いかを確認します。雨漏りは乾燥すると判りにくいにですが、跡が無いかを確認します。
10.シロアリの確認
床下に通気口にシロアリがいないかを確認します。外の通気口は全て確認します。
11.カビの発生に注意。
室内が湿気を帯びてきたりすると、カビが発生しやすくなります。カビが発生したら、直ぐに対策する必要があります。カビの発生しやすい所を念入りに、チェックします。
12.侵入者がいないか確認。
鍵が開けられていないか、室内が荒らされていないかを確認。他人が寝泊まりしていないかも、視野に入れて確認する必要があります。
13.雨樋の確認。
雨樋に鳥の巣やゴミが詰まっていると、雨漏りの原因となります。定期的にチェックする必要があります。弊社では、みまわり時には必ずチェックする項目です。
14.動物の侵入にも注意。
空き家には食べ物が無いので、動物の侵入は考えにくいですが、野良猫が住み家にしていることがありますので、動物の侵入跡が無いかを確認します。
蜂の巣などもチェックします。
15.庭木や垣根の確認。
木や垣根の中には、季節になると1ケ月で30〜50cm伸びるものもあります。早目に剪定などをしないと、隣家に迷惑をかけたり、家屋と接触して接触して家が痛む場合もあります。
16.外壁の確認。
壁にクラックや漏水の跡が無いか、また落書きなどのイタズラが無いかを確認します。落書きなどのイタズラがあった場合は、早急に消す対策をし、再発防止しなければなりません。
17.掃き出し窓のゴミ詰まりのチェック。
アルミサッシの掃き出し窓等では、掃き出し部分に落ち葉などのゴミが詰まっていると、雨が降った時に室内に水が入る可能性があります。
雨が降っても、しっかり排水されるように、掃き出し口に、ゴミ詰まりが無いようにします。
18.ご近所付き合いをしっかり行う。
定期的に空き家管理を置きなっても、毎日という訳には行きません。近所の方との付き合いをしっかりして、何かあったら、連絡してもらう様にしましょう。