空き家管理マニュアル・関連知識:火災保険-家財

火災保険:家財:概略

建物のに対する火災保険とは別に家財に対する火災保険があります。建物・家財を単体で加入もできますし、両方加入することもできます。

家財に対する火災保険は、保険会社にもよりますが通常1口100万円単位で口数に応じて加入できます。空き家の場合必要ないといわれる方も多いのですが、建物だけで家財を加入していないと万一の場合に備えられない場合がありますので、最低限の金額だけでも加入していただくようにお勧めしています。

また、空き家(建物)単体で加入されている場合は、火災等の災害が発生しても、建物に関する保険金のみで家財にたいしては支払われないことに注意しないといけません。

保険 イメージ

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火災リスク・・・・火災により家財が損害をうけた場合に支払われます。

例1:1口100万円の家財保険に加入していた場合、火災で空き家(建物)が全焼した場合には、家財の火災保険として100万円が保険金として支払われます。2口の場合は200万円となります。

例2:落雷で、テレビが壊れた。建物に被害が無く、家財だけに被害が及ぶ場合もあります。この場合は、壊れたテレビの損害に対して保険金が支払われます。

家財の火災

風災リスク・・・・建物と同様で、風災、雹(ひょう)災、雪災によって家財が損害を受けた場合に保険金が支払われます。

例:台風で窓ガラスが割れ、入り込んだ風でTVが倒れて壊れたばあい、TVの損害に対して保険金が支払われます。

風災による家財の被害

水災リスク・・・・建物と同様で、水災(床上浸水、地盤面より45cmを越える浸水、または損害割合が30%以上の場合)により家財が被害を受けた場合に保険金が支払われます。

例:大雨で家具が水浸しになった損害に対して、保険金が支払われます。

水災による家財の損害

盗難リスク・・・・建物には無い補償です。泥棒に入られた場合、盗難にあった損害(現金等を除く)に対して保険金が支払われます。持ち出し家財にたいしても適用されます。

例:泥棒に入られて、テレビを盗まれた場合、盗まれたテレビの損害に対して保険金が支払われます。

盗難による家財の損害

破損等リスク・・・火災、水災、風災、盗難以外の偶然な事故による破損の損害に対して保険金が支払われます。

例:テレビを移動中にうっかり落としてしまいテレビを破損した場合、その損害に対して保険金が支払われます。

過失による家財の被害

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