空き家に関する補助金:中国・広島県・呉市

呉市の空き家に関する補助金制度

呉市空き家バンクDIYリフォーム補助事業

空き家の利活用及び賃貸流通の促進並びに地域の活性化を図るため,不動産取引の一つの形態であるDIY型賃貸借の周知及び普及を目的とする事業です。
呉市空き家バンクに登録されているDIYが可能な賃貸物件を,借主がDIYリフォームをする場合にリフォーム対象経費の一部を助成します。(市内業者に修繕を頼まれてかまいません)

【対象者】

  • 平成29年4月1日以降に,呉市空き家バンクに登録されているDIYリフォームが可能な物件をDIY型賃貸借する借主。
  • 物件所有者の3親等内の親族でないこと。

 

【補助金の額】

  • リフォーム補助対象経費の2分の1(上限を30万円)
    (1,000円未満の端数が生じた場合は,これを切り捨てた額)

【リフォーム補助の対象経費】

  • 別表のDIYリフォーム対象判定表のとおり
    ※リフォームに使用する材料は,環境等にやさしい製品を使用すること。
    (例:塗料や壁紙等には,F☆☆☆☆(エフフォースター)製品を使用する)

【補助要件】

  • 国土交通省の様式を使用するか,または宅地建物取引業者等に依頼しDIY型賃貸借契約を締結すること。
  • 自治会に加入すること。
  • 世帯全員が,呉市税を滞納していないこと。
  • 世帯全員が,暴力団員等でないこと。
  • 建築基準法,消防法等の法令に違反しないこと。
  • リフォームを行った借主は,原則として補助事業が完了した日の属する会計年度の終了後10年間は,この住宅に居住すること。

詳しくは、呉市役所 住宅政策課 にお問い合わせください。

 

危険な空き家の除却に助成(危険建物除却促進事業)

安全・安心な市民生活を確保していく上で,危険建物の倒壊等による事故防止のため,危険建物(住宅に限る。)の除却工事における解体費用の一部を助成します。   ※本事業は,基準により危険建物と認定された住宅の除却に対する助成事業となりますので,認定審査により,基準を満たさないこの建物については,助成の対象にはなりません。

対象建物

 次の3項目の要件をすべて満たし,危険建物と認定された住宅(以下「危険建物」といいます。)が対象の建物となります。

  1. 呉市内に存する空き家
  2. 戸建て住宅,長屋,共同住宅,併用住宅で居住のための建物(併用住宅は,居住部分の占める割合が2分の1以上であることが条件となります。)
  3. 「住宅の不良度判定基準」と『「周辺への危険度判定」の基準』の両方を満たした建物

 ※危険建物の認定前及び補助金の交付決定前に解体工事に着手したものは,補助金の交付対象にはなりません。

補助金の額

 補助金交付対象事業に要する経費(以下「交付対象経費」といいます。)の30%,かつ,30万円以下(消費税及び地方消費税の額を含みます。)

  • 例1) 補助金交付対象事業に要する経費が200万円の場合
    200万円の30%は60万円になりますが,最大30万円までの補助になりますので,補助額は30万円となります。
  • 例2) 補助金交付対象事業に要する経費が50万円の場合
    50万円の30%は15万円となり,補助額は15万円となります。

補助対象者(以下「申請者」といいます。)

 次の要件のいずれかまたは両方に該当する方であれば,呉市外に居住の方でも補助金の交付を受けることができます。

  1. 危険建物の所有者(法律上,現に不動産の所有権を有している者をいい,法定相続人を含みます。以下同様です。)
  2. 危険建物が存在する土地の所有者(建物所有者同意書(別記様式第1号)の取得により危険建物の所有者の同意を得た方に限ります。)

 ※ 建設業または不動産業を営む法人その他これらに類する法人は,この補助金の交付対象外となります。

補助金交付対象外工事

  1. 危険建物に附属する地下埋設物(浄化槽,井戸等で,単体で崩壊した場合に落下等による近隣等への直接の危険性のないものに限ります。)の除却工事
  2. 公共事業による移転,建て替えその他の補償の対象となっている建築物の除却工事
  3. 建物内外の残置什器(家具等)の撤去

解体業者

  呉市内に本店,支店,営業所,事務所その他これらに類する施設を有し,かつ,建築工事業,土木工事業若しくは解体工事業の許可を得ている業者または解体工事業の登録がされている業者

 ※呉市役所では,解体業者のあっせんは行っていません。業者選定でお困りの場合には,呉建設工業協同組合(Tel0823-23-6951)にお問合せください。

解体後の敷地の措置

 危険建物の解体後,次のような「災害防止対策」が必要となります。

  1.  敷地が崖上等等にある場合は,崩壊防止措置(崖の崩壊防止措置)が必要です。
    崖上の敷地とは,高さが2mを超える崖の上にある敷地のことです。
    崩壊防止措置とは,解体撤去された後の敷地に雨水等が浸透することにより崖が崩壊することのないよう,敷地内に浸透性のないシートを敷き,かつ,側溝等に雨水等が円滑に排水できるようにする措置のことをいいます。
  2.  敷地が崖上等にない場合は,敷地外への土砂等の流出防止措置が必要です。

詳しくは、呉市役所 建築指導課 にお問い合わせください。

 

 

呉市空き家家財道具等処分支援事業

【空き家の利活用促進】

空き家の所有者が,空き家の家財道具等の搬出・処分に要する費用の一部を助成します。 上限10万円

【対象者】

平成28年4月1日以降に,市内にある戸建ての空き家に残置する家財道具等を運搬・処分する空き家の所有者。

【補助対象経費】

  • ごみ処理手数料
  • 自らが運搬する場合は,トラックなどの賃借料など
  • 一般廃棄物処理業者によるごみの運搬・処分費用
  • 特定家庭用機器リサイクル料金など
    ※市のごみ処理施設で処理しないもの(別紙)は,持ち込みができませんので,ご注意ください。

【補助要件】

  • 呉市空き家バンクに登録する,または,宅地建物取引業者等と仲介契約を締結すること。
  • 対象者が,本市の市税を滞納していないこと。
  • 対象者が,暴力団員でないこと。

詳しくは、呉市役所 住宅政策課 にお問い合わせください。

 

空き家解体ローン利子補給事業

【空き家の解体促進】

空き家解体ローンを利用し,空き家を解体する場合,解体ローンの利率の一部を助成。

【対象者】

平成28年4月1日以降に,市内にある戸建ての空き家を解体するために空き家解体ローンに係る金銭消費賃借契約を金融機関と締結する所有者。(マンション・アパートの解体は該当しません)

【補助対象経費】

  • 空き家解体ローンにかかる支払利子(2パーセントに相当する利子を上限とします)
  • 最長5年間の支払利子(各年度ごとに助成金の申請が必要です)
  • 金銭消費賃借契約に定められた元金・利子の返済が完了しているもの
    ※本助成金の交付決定は,金融機関での借入を保障するものではありません。(市の審査とは別に,金融機関所定の審査があります)

【補助要件】

  • 空き家解体ローンは,金融機関が発売する融資商品で,融資の資金使途が空き家の解体に限定されたもの。
  • 対象者が,本市の市税を滞納していないこと。
  • 対象者が,暴力団員でないこと。

詳しくは、呉市役所 住宅政策課 にお問い合わせください。

 

呉市の空き家に関する制度

呉市空き家バンクについて

■呉市では市内にある空き家・空き地の有効活用を通して,UIJターン等による定住を希望される方への情報提供を行うため,「空き家バンク事業」を実施しています。呉市でお住まいをお探しの方と,空き家・空き地を所有されている方等との有効な情報交換の場としてご活用ください。
■当空き家バンク上の情報は,物件登録者の申し出に基づき記載しています。
■呉市は宅地建物取引業の免許を有しておりませんので,売買・賃貸に関する交渉・契約等について仲介行為を行うことができません。当空き家バンクへのご登録・ご利用により発生した一切のトラブル等については当事者間で解決していただきますので予めご了承ください。

詳しくは、呉市役所 住宅政策課 定住サポートセンター にお問い合わせください。

 

呉市空き家管理サービス事業者登録制度

 呉市が平成28年度に利活用可能な空き家を対象として実施した「住宅等の状況把握に関するアンケート調査」の結果,空き家の維持管理について「遠方に住んでおり,定期的な管理のために通いづらい」等の困りごとをかかえていることが明らかとなりました。
これらの結果を受け,本年4月から空き家等管理サービスを提供している事業者を募集・登録し,空き家の所有者または管理者の皆さんに情報提供することにより,空き家を適切に管理していただき,安心・安全なまちづくりを推進していきたいと考えております。

詳しくは、呉市役所 住宅政策課 にお問い合わせください。

 

出典:呉市ホームページより

 

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