危険な空き家「管理」「活用」を 大野市チラシで紹介

中日新聞によりますと、倒壊など周囲に影響を及ぼすような空き家の撲滅に向け、大野市は空き家の適正な管理を呼び掛けるチラシを作成した。「周囲に連絡先を伝える」など、適正管理のポイントと空き家活用の際に受けられる市の補助事業をまとめ、転出者に配布するなどして協力を求める。

■以下記事抜粋

市は空き家等の適正管理に関する条例を二〇一三年四月に施行。一四年五月の調査では、市内の空き家は三百九十九棟で、うち近隣に影響が及ぶ建物は八十四棟だった。

 この八十四棟について現地調査したところ(1)庭木が茂り通行の妨げになる(2)子どもが遊び場にする(3)ブロック塀が倒れかかっている(4)屋根雪下ろしがされず危険(5)連絡先が分からない-などの苦情が多かった。

 チラシはA4判両面カラー刷りで二千枚作成。適正管理のポイントとして、連絡先の伝達や敷地内への侵入規制、庭木の刈り込み・除草、漏電防止などを挙げ、屋根雪下ろしなど雪が多い同市ならではの対策も記している。

 空き家を利活用する際に有効な「越前おおの定住住宅取得支援事業」など各種の補助事業も紹介している。市役所で転出届を提出する際に配るほか、市役所の関係各課や公民館、シルバー人材センターに設置している。

大野市役所の作成したチラシ 中日新聞より

■コメント

素晴らし取り組みだと思います。弊社の作成した「空き家管理マニュアル」のチラシ版っていうところでしょうか。空き家管理の重要性も謳っているので、内容的には上出来だと思います。

あとは、どれだけ所有者に浸透するか・・・・ですね。
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