空き家管理マニュアル・火災保険：加入
2015/12/11火災保険の加入
「空き家だから」「価値のない建物だから」「金目の物はないから」と言って、火災保険を加入していない物件も多く見受けられます。日本には「失火法」という法律があり、火災を起こして隣家を類焼させたとしても、その責任は問われないことになっています。
しかし、やはりお隣さんです。火災保険に加入していれば「見舞金」等も保険金から出ますし、建物の被害も補填されます。満額で加入するのが一番ですが、予算が無ければ比率を下げるなどの対応をして加入することができます。掛け捨てではありますが、加入することをお勧めします。
加入についての注意事項
空き家でも、所有者が寝泊まり出来ない状態の空き家ですと火災保険上は「一般物件」として加入することになります。
しかし、お正月やお盆には、状況を確認しがてら空き家に宿泊（宿泊する布団など宿泊する為の用具が備わっている）するのであれば、火災保険上は「住宅物件」として加入できます。
料率は「一般物件」＞「住宅物件」です。上手に考えて加入しましょう。
火災イメージ
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